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がんと食生活の密接な関係とは [がん予防14か条]

がんと食生活は、本当に密接な関係にあるのでしょうか?

それは、*マクガバンレポートの内容からも証明されています。



その、5000ぺージにも及ぶマクガバンレポートには
次のようなことが書かれているのです。


肉食を中心とした現在の食事は不自然でひどいものだ・・・
がん、心臓病、脳卒中などの病気は現代の間違った食生活が原因・・・
これらの病気は薬では治らない・・・
食生活を改めないと問題は解決できない・・・


さらに、

これまでの医学は、食事と病気の関係という基本的な問題を無視していた・・・
病原菌さえ退治すればよしとする考え方に支配され栄養の事を知らない医師が生まれた・・・


さらに、

病気を治すのはからだの修復能力。それを高めるのは食べ物に含まれる栄養素・・・
この事実を素直に認め、直ちに食生活を改善すべき・・・



などなど、食生活が、現代の病気に深く関わっているか、
そして、食生活の改善こそが現代の病気の問題を解決する方法であると
訴えているのです。


その考え方は、肉を中心とした高エネルギー、高脂肪の動物性食品を減らし
できるだけ、未精製の穀物、野菜、果物を多く摂ることを提言しているのです。

(現実に、先進諸国と違って、アフリカ、アジア、中近東などの発展途上国では
現在でも、がんなどの病気がすくないという事実があります。)


これが出発点となり、アメリカでは、食生活の変化が始まり、近年、
がん患者数、死亡者数の減少に転じているのもこの成果と言われえているのです。



最近、もっとも信頼性が高いとされるがん予防の提言で
世界がん研究基金とアメリカがん研究財団が1997年に発表した、
「がん予防14か条」があります。

これは、2002年5月1日放送 NHK ためしてガッテンでも紹介されていました。



<がん予防の14か条>


第1条.植物性食品を中心とした食事

野菜、果物、豆類、精製度の低いでんぷん質の主食などで、
できるだけ多くの種類の食物をとる。


第2条.肥満を避ける

体重はBMI18.5~25.0を維持する


第3条.運動の維持(活性酸素を抑える酵素が増える)

1日1時間の早歩き、1週間に1時間の強い運動を行い
からだを動かす習慣を維持する。


第4条.野菜・果物を1日400g~800gとる


第5条.穀類・豆・芋などを1日600g~800gとる

(野菜や果物以外の植物性食品として)


第6条.お酒は基本すすめられない。飲むなら適量

男性は1日ビール500ml、ワイン200ml、ウイスキー50ml
日本酒1合以下。女性はその半分に控える。


第7条.牛肉、豚肉、羊肉など赤身の肉は1日80g以下にする。


第8条.脂肪は控える。

脂質の摂取量を減らし、総エネルギー量の15~30%に抑える。
特に動物性脂質を控え、植物油を使用する。


第9条.塩分は1日6g以下にする。

香辛料やハーブ類を使って減塩の工夫をする。


第10条.カビ毒に注意(チーズなどのカビは大丈夫)

食べ物を常温で放置せず、カビが生えたものは食べない。


第11条.食品は腐らないように冷蔵庫に保存する。


第12条.食品添加物や残留農薬に注意。

適切な規則のもとであれば特に心配はいらない。


第13条.黒焦げのものは食べない(焼き魚程度は大丈夫)

直火焼きの肉や魚の黒く焦げた物、あるいは塩干しの燻製食品は避ける。


第14条.栄養補助食品に頼らない。

栄養補助食品は、上記を守ればあえて摂る必要はない。


番外として:タバコは吸わない



これで、ガン予防ができるのなら、できるだけこのような食生活をしたいと思いませんか!?
(現実にはなかなか難しいのでがんが増えているんですが・・・)



上記、14か条は、がん予防に有効で効果的な食生活です。


では、不幸にもがんに罹ってしまったら、どんな食事療法をしたらよいのでしょう?


→【がんの食事療法】メディカルイーティング(井上俊彦)詳細はこちら




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